秋が深まってきました。
ふと「そうだ、京都 行こう」気分になりました。
目次
虎屋茶寮は、静かでこころが休まります
思い立って、ぶらっと京都に出発。
JR京都駅から地下鉄烏丸線に乗って、今出川駅で降ります。
京都御所の隣をてくてく歩いて、8分。
お目当ての「虎屋菓寮」に到着。
虎屋菓寮は正統派の和風カフェに見えて、
中に一歩入ると、こんなにモダン。
天井が高くて、気持ちのいい空間です。
照明やインテリアもしっとりと落ち着いてます。
店員さんの接客もひっそりと静か。
静寂に包まれています。
(スマホを無音のカメラアプリにしていて良かった。)
最初に、おぜんざいを注文
小腹が空いていたので、おぜんざいを注文。
(つぶ餡か、おしるこか選べます。
わたしは、つぶ餡の小倉にしました。)
ほどよく焼けたお餅が2つ。
甘すぎないおぜんざい。
さらさらとおなかにおさまりました。
あっさりしていたから、もうすこし食べられそう。
やっぱり生菓子も食べたくなりました。
生菓子+玉露の組み合わせがアタリ
生菓子だけでも、6種類もあります。
嬉しい!
小さな和菓子の中に、秋の魅力がぎゅっと凝縮されています。
どれにしようか迷うのも、愉しい。
初時雨と、遠紅葉、木の間の錦のどれにしようかな。
悩みながらも、木の間の錦(このまのにしき)にしました。
群青のお皿に、紅葉した蔦(つた)のお菓子が映えます。
「木の間の錦」
名前の由来は、「秋霧の中、樹間に見え隠れするツタの葉が
黄色から紅に色づく様子」を表しているそう。
芥子の実は、霧の表現だったのか。
もっちり柔らかい求肥(ぎゅうひ)と、白あんの相性もばっちり。
上品な甘さで、後味もすっきり。
お茶は「玉露」をいただきました。
(薄茶・煎茶・玉露から選べます。)
玉露は、まず2分くらい蒸して、甘みをしっかり出します。
その後は、白湯を追加してまた2分。
玉露が3杯もいただけるので、とてもオトク。
とても美味しい玉露だったので、次も玉露にしよう。
お茶を飲みつつ、お庭を眺めたり、本を読んだり・・・。
庭の水路で、鳩がプルプルとかわいらしく水浴びをしていました。
ゆっくり静かな時間が流れて、1人時間をじっくり愉しみました。
虎屋菓寮で心をゆったりさせて、
次に向かったのは・・・「楽美術館」です。