本が好き

「結婚の奴」能町みね子 恋愛感情のないゲイ男性と結婚してみたら?

能町みね子のファンだと気づく

文筆家「能町みね子」が最近気になる。

わたしが彼女を知ったのは、かなり昔。
能町さんがOLをやってた頃、彼女のブログをリアルタイムで読んでいた。

ヒルネ
ヒルネ
「オカマだけどOLやってます」
日々の記事更新を楽しみに読んでだなー

人を惹きつける文章を書く人だから
世の中に出てくるだろうな・・と思っていたら、
いまやコラムニスト・イラストレーター・相撲評論家とたくさんの顔を持つ。

この間の自伝小説も読んだ。
幼稚園児が主人公。
5歳の幼稚園サバイバル小説はせつないくて、おかしかった。

「結婚の奴」能町さんはどんな結婚したんだろ

最近Twitterに「結婚の奴」の感想が流れてきて
気になっていた。

ヒルネ
ヒルネ
「こんな結婚ならしたいかも」と
Pha氏がつぶやくなんて!!

分かる。
「結婚や恋愛をしているほうが偉いという呪い」ねぇ。
そんな呪いはないんだけど、
自分で囚われているんだよなぁ

自分が恋愛体質・結婚体質じゃないので
このままシングルだろうと思う。

といいつつ・・、この本は気になる。

ヒルネ
ヒルネ
この本を読んだら
恋愛感情抜きの結婚したいと思う
可能性があるのかな・・・?

能町サンが結婚したいと思った理由

能町さんの結婚相手は、ゲイのサムソン高橋さん。
お互いに恋愛感情もないし、恋愛対象にもなりえない。

※写真は、女子SPA!の記事からお借りしました。

詳しくはこちら↓

【好日読書】ゲイ男性との「恋愛感情抜きの結婚」を綴った能町みね子さん 結婚という概念をぶち壊したい

【女子SPA!】能町みね子が挑む、ゲイ男性との恋愛感情抜き“結婚”の記録『結婚の奴』

能町さんが望む結婚は、”恋愛感情抜き”だった。

もともと恋愛をしても楽しめず、
恋愛結婚は無理っぽいと思った能町さん。

ヒルネ
ヒルネ
じゃあ、なぜ結婚したいのか?

それは、健康的な生活をしたいから。

へ?

日々の食事をきちんと取る・掃除をする、
洗濯をする。
きちんと寝る。

そんなの1人でもできる。
・・・と思ったけど、能町さんは1人暮らしだと
自分を大切にできない性格らしい。

掃除は床にホコリが溜まるまで放置。
素手でホコリを手で集めて、ゴミ箱にポイ。
洗濯は週1回以下。
食事はお湯をわかすのもめんどくさい。
夜に考えることがどんどん暗くなり、
眠れない。

その気持ちを彼女が分析するとこうなる。

自分のために料理を作ってあげるとか、
自分のために掃除をしてあげるとか、
私は自分で自分をそこまで価値がある人間だと思えなかったのだ。
この状態を自分で許せるならまだいいけれど、
私は許せないままこれをつづけていた。

誰かと同居すれば健康的な生活、まともな生活ができるんじゃない?

そうひらめいた能町さんは、でも恋愛結婚は難しいし・・と悩み、
ゲイ男性との結婚を思いつく。

「もう恋愛とか期待してなくて、一気に結婚しちゃいたい」という能町さん。
気が合うゲイ男性って誰だろうか・・・。

いろいろ考えたら、サムソン高橋さんの名前が浮かんできた。
もともとサムソンさんの書く文章が好きだった能町さん、
Twitterでカマを掛けてみたら、好感触じゃないですか。

「結婚の奴」はそこから少しずつ距離を縮め、
サムソンさんの一軒家で一緒に暮らすまでを書いている。

恋愛感情はナシという前提だけど、
初デート、初のお宅訪問、初のお泊まりなど
恋愛っぽいステップにときめく能町さんがかわいい。
今は籍は入れずに同居している。

同居スタイルは、能町サンが稼ぎ
サムソンさんが家事を担当。
一緒にごはんを食べて、仲良く暮らしている。
家に帰るのが楽しそう。

健康的な生活のせいか、
最近の能町さんは髪型やメイクが似合ってて、綺麗だと思う。

ヒルネ
ヒルネ
良かったなぁ。

といいつつ、「結婚の奴」はホッコリする話では終わらない。

今までになく赤裸々な苦しみの記録でもある。
恋愛を楽しめない若いころの苦しさ。
30代になり悩みを分かち合える友だちができたのに
急な別れが来たのだ。

雨宮まみの突然の訃報が後押しする

1996年「雨宮まみ」が突然亡くなった。

雨宮まみはAVライター・作家。
「こじらせ女子」の語源となったエッセイで自分の悩みをさらけ出し、人気ライターとなった。

彼女の死に、雨宮さんと親しかった能町さんは怒る。
悲しみよりも怒りだ。
葬儀でも怒り、その後もずっと怒り続ける。

雨宮さんと能町さんは、自分たちの不幸ネタを書いて共感を得ているけど
本当は幸せになりたいと言い合っていた。

雨宮さんも賛成して
「幸せになってからダメになった、って言われたい」と言い・・・

お互いに同志だと思っていたのに
雨宮さんは暴走してプツンと突然死んでしまった。

「雨宮さんへの想いは恋愛だったのかも」と能町さんは書いている。
わたしは「同志愛」「戦友愛」だと思った。
一緒に闘っていこうと誓ったのに、急にいなくなるなんて裏切りだ。
大きな喪失感を隠さず、怒りをそのまま記している。

雨宮さんの死で、能町さんは決心する。

目標は「幸せになってつまんなくなった」と言われること。

そして、ゲイ男性との結婚へと進むのだ。

これを読んで、結婚したくなったか。

恋愛体質じゃないわたしだけど、
結婚の奴を読んで
「恋愛の伴わない同居」っていいなと思う。

といいつつ、自分はやりたいと思わない。

ヒルネ
ヒルネ
1人暮らしが楽しいからな。


ごはん作りも好きだし、
家にいる時間が好きなんだ。

1人だと寂しいかもしれないけど、
ワンコもいる。

いまのわたしにはワンコがちょうどいい。

人間の存在は重いのだ。

何でも自分1人で決められる。
その自由を手放したくないな。

そう考えると、
わたしの方が許容範囲が狭い人間なのかも。
とほほほ。

ABOUT ME
ヒルネ
ただいまセミリタイア中。 やりかったことをすることで、自分のこれからを模索中。 カゴ編み、ひとりめしを研究中。おばあちゃん犬のシズカと暮らしてます。

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