愛するモノ

お稽古道具を新調しました。

目次

お茶のお稽古道具を自分で選んでみた

ヒルネ
ヒルネ
こんにちわ、ヒルネです。

お盆休みで、お茶のお稽古も2週続けてお休みでした。

ひょんなことからお茶を習い始めて、
2年経ちました。

習い始めたきっかけ

セミリタイアして時間ができるから、
お茶を習ったら?とお花の先生に薦められました。
先生はお花とお茶の教授です。

当初「お茶まで習うとお金も掛かるし、お稽古道具も買わなきゃいけないし」と
断わるつもりでした。

ところが敵もさるもの引っ掻くもの。
先生はわたしの考えをお見通しで、
「使ってないお稽古道具を一式あげます。
お金も掛からないし、習いなさい」

ヒルネ
ヒルネ
しまった!

先手を打たれたわたしは有無を言わさず
お茶を習うことになりました。

その時いただいた懐紙入れが
だんだんくたびれてきました。

上が、二つ折りにした古帛紗(こぶくさ)

古帛紗は、古袱紗とも書きます。
横五寸三分、縦五寸ほどの小さな布で、
裏千家などの御点前の際に使用します。
色、材質は様々で主に名物裂のものが使用されます。


下は、
懐紙入れ(袱紗ばさみ)です。

懐紙入れは袱紗ばさみとも書きます。
お茶席に持ち込むミニバッグで、懐紙や菓子切りを入れます。

懐紙入れは使いすぎて、
絹地がほつれてきていました。

そろそろ自分で選んだものを使ってみようと、
百貨店の茶道コーナーに行ったり、
ウェブでも探してみました。

いろいろ迷った結果、
楽天の茶道関係のショップに好みのタイプがありました。

まず懐紙入れからご覧ください。

懐紙入れ(袱紗ばさみ)

わたし、マスタード色が好きなのです。
(ブログのテーマカラーもマスタード色です。)


渋めのマスタード(辛子)色が気に入って購入しました。
柄は、正倉院唐花華文。
どうやら、奈良の正倉院にゆかりのある模様のようだ。
西陣織のものでした。

ヒルネ
ヒルネ
懐紙入れがマスタード色なら、
古帛紗は何色が合うかな・・・?

古帛紗は少し華やかな色にしてみました。

古帛紗(こぶくさ)

古帛紗は、華やかな朱色にしました。
龍村美術館の裂地です。
柄は天平双華文錦
こちらも正倉院にゆかりのある織り柄。

六弁花文の縦縞部と菱形花文の縦縞部とが交互に繰り返されているこの文様は、
正倉院宝物・楽舞装束らしい短袖の胴着の遺品に見ることができる經錦の織物であります。この錦は、その格調ある文様を基にし、配色に創意をくわえ、織り成したものです。

いろいろ見て、心惹かれた模様は正倉院の織り柄でした。
抽象化されたお花のパターンが素朴な愛らしさでした。

数寄屋袋も買っちゃった

普段のお稽古には、懐紙入れがあれば十分なのですが、
扇子やハンカチなども収納できる数寄屋袋も買っちゃいました。

数寄屋袋も、古帛紗と同じ
龍村美術館・ 天平双華文錦 で揃えました。

数寄屋袋は、懐紙入れよりも大きいサイズです。
数寄屋袋とは、お茶席に必要なふくさや懐紙、
扇子、楊枝などの小物をまとめて収納します。

 

数寄屋袋は、スナップ付で開け閉めします。
オフホワイトの裏地つき。

古帛紗とお揃いにしたら、
妙に迫力がでてしまいました。

ヒルネ
ヒルネ
赤い色でやる気がでそう

さらに豪華な数寄屋袋も買っちゃった

上品な織り柄に心惹かれて、こちらも購入。

柄は、細川家伝来裂写し 花菱に鳳凰

細川家に伝わる唐織の模様を織りました。
唐織とは、主に女役の表着として着用されます。
金色の花菱の地紋に、桜・菊・牡丹と、尾が唐草のようで特色のある鳳凰を豪華に織り込みました。

こちらは普段のお稽古に使うには格調が高いので
お正月の初釜やお茶席用でしょうか。

最後に「菓子切り入れ」も買った

お買い物ジャンキーのわたし、
弾みがついちゃって「菓子切り入れ」も買いました。

上が新調した菓子切り入れ。
大輪の菊が華やかな裂地が可愛いんです。

下は、いつも使っている菓子切り入れ。

どちらが新しいお稽古道具と合うかな・・・?


新しい菓子切りは、色調が白っぽくて
いまいちしっくりこないかな・・・?


新しい懐紙入れと古帛紗に合わせるなら
いつもの買い切りの方が馴染む・・・。

ああでもない、こうでもないと
並べて組合わせを考えるのも愉しい時間です。

ABOUT ME
ヒルネ
ただいまセミリタイア中。 やりかったことをすることで、自分のこれからを模索中。 カゴ編み、ひとりめしを研究中。おばあちゃん犬のシズカと暮らしてます。

POSTED COMMENT

  1. 葉桜 より:

    おはようございます!
    和装小物、素敵ですね。眺めているだけでも楽しいです。
    辛子色(金・白)は私も好きです。持ってから金運が上がりました^^
    たしかヒルネさんの手帖もきんいろでしたよね?

    若い頃着付けを習っていて、和装小物の店でバイトしたこともあるので
    豪奢な織物を見ると心が浮きたちます。
    とはいえ、最近は物欲がなくなっているので、デパートや小物店で眺めて
    「眼福じゃ」で終わり。
    日本経済に貢献していません(^^ゞ

    今年の暑さのピークは21日までらしいです。
    炎暑の頃、熱中症に気を付けてくださいね。

    • ヒルネ より:

      葉桜さん、こんにちわ。今日も猛暑ですね。あと少し頑張りましょうね。
      和装小物、葉桜さんもお好きなんですね。
      この小さい面積に技巧をこらした可愛さは心に染みますね。
      そして、葉桜さんは着付けができるんですね。いいなぁ。
      そういう素養があれば、なおさら着物や和装小物は見ると眼福が味わえますね。
      今回は「お稽古で使うから・・・」を口実にして、好きなモノを揃えちゃいました。
      これでお稽古のやる気がでますように。

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