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会社都合の退職なら
「再就職支援」会社がタダで利用できる。
わたし、早期退職募集で会社を辞めました。
そうなると「会社都合」の退職になりまして
再就職支援会社を利用できるんだって。
費用は、退職した会社が持ってくれるのだ。
「再就職支援」はパソナ系かリクルート系の2社
わたしの場合、パソナキャリアか
リクルートキャリアコンサルティングの
2社から選べました。
退職前に利用会社を決める必要がありまして、
まずリクルートキャリアコンサルティングを訪問。
そのときの「キャリアカウンセラー」さんが
信頼できそうな女性だったので、
リクルートキャリアコンサルティングに決めました。
★リクルートキャリアコンサルティングと
リクルートキャリアは別会社
リクルートキャリアコンサルティングは再就職支援の会社で、法人契約のみ。
40-60代が顧客のため、カウンセラーの年齢も高めです。
逆に、リクルートキャリアは若い人の就職・転職支援の会社でした。
わたしはうっかりしてて、
最初に「リクルートキャリア」の受付に行って
「予約しているヒルネですが・・・」と告げたら、
「それは別会社の方ではないでしょうか。」
と別のビルを案内されました。
あのときは、予約時間に10分くらい遅れてしまって、焦りました・・・。
再就職以外のアドバイスもくれる
わたしの担当は、物腰柔らかな50代の女性カウンセラー。
経歴を聞いてみると、一般事務職からインテリアアドバイザーまで
様々な職業を経験してきたそう。
バリバリ仕事ができそうな女性でした。
彼女がキャリアコンサルになったのは、
娘さんの就職活動を見て、
職選びの大切さをアドバイスしたいと
切実に感じたからだそうです。
そういう人なら信頼できそうです。
そんなわたしが、キャリアコンサルを依頼するのはダメかなと思っていました。
でもそれは思い込み。
本人に、自由業・自営業への希望があれば、
自由業スタートのためのアドバイスもしてくれるそう。
キャリアコンサル=再就職支援の他に、
個人の希望に合わせて職業選択のアドバイスをくれる場所でした。
自分の働き方を明確にするセミナーを受講した
希望の働き方を明確にするため、最初にセミナーの受講をおすすめされる。
セミナーは3部構成。
3時間半みっちり内容がつまってる。
- これからの働き方を考える
- 自分の強みを明確にする
- アピールできる応募書類を作成する
働き方分析講座→これからの働き方を考える
仕事」や「働くこと」について
自分が大切にしている考え方や感じ方を明確にしていきます。
自分の仕事の進め方・重視点を思い出して、
チェックシート2枚に答えていきます。
性格判断テストみたいで面白いです。
数値をレーダーチャートにまとめてみると、
わたしが高かったのはこの項目でした。
- 自分の専門を究めたい
- 独立して、新しいことを生み出したい
- 私生活を大事にしたい
ヒルネさすが。その通りです。
逆に低かったのは、
「リーダーシップをとって仕事をすすめたい」でした。
それも当たっている。
自分の領域ではプロとして任せて欲しい。
といいつつ、全体のリーダーシップを取るのは不得手。
(といいつつ、リーダータイプが居ないときは、年齢的にリーダーの役割を任されることが多くて、時々しんどかったな。)
こちらが約50分。次のセミナーに続きます。
キャリア分析講座→自分の強みを明確にする
自分の強みを明確にするために、
今までのキャリアの棚卸しをします。
まず「自分の仕事年表」を作成。
仕事年表の中から、
自分の働きをアピールできる
「エピソード」を書き出す。
それから、
自分の「能力・スキル・知識」は
何なのか?を書き出します。
わたしの場合、自分の能力として
アピールできそうなのはこちらになります。
- 分析力
- 課題発見能力
- 創造性
- 企画力
- コミュニケーション能力
- プレゼンテーション力
マーケティング分野で働いていたので、
分析→課題を発見→解決提案という流れで仕事をしてました。
この結果が出てくるのは納得でした。
さて、自分の能力分析にみっちりと約70分かけました。
自分の強みが分かったら、最後は応募書類の書き方講座です。
アピールできる応募書類の作り方
最近は履歴書ではなく、
「キャリアシート+職務経歴書」のファイルを作り、
複数の窓口に送るスタイルとなっています。
(だから、再就職を受ける数も何十社となるんですね。)
キャリアシート+職務経歴書のフォーマットは、
リクルートキャリアコンサルティングのホームページからダウンロードできます。
そのファイルに書き込んでいけばOK。
ずいぶん楽だす。
応募書類の書き方で、強調されたポイントはこちら。
簡潔にポイントだけを書く
(文字量が多すぎると読んでもらえない)
敬語はなしでOK
(文章を短く、読みやすくするため)
最近はWEB上で募集するため、応募人数も何十人単位。
人事担当者は、キャリアシートを読むのに疲れている。
シンプルに分かりやすく書く方が、書類通過しやすいんだって。
なるほど!
セミナーを受けてみて
自分の強み・働き方の好みを客観的に把握できた。
自分でうすうす分かっていたことが明確になり、
やっぱりわたしは会社に就職することはないな・・・と気持ちを新たにしました。
3時間半は長いけれど、十分な価値ありでした。