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東洋陶磁美術館のフィンランド祭りに行ってきた
「東洋陶磁美術館」で
フィンランドの陶芸と
マリメッコの特別展をやっている。
東洋陶磁美術館は、淀屋橋から歩いて10分。
ちょっと不便な場所なのですが、
大阪の穴場スポットです。
マリメッコ・テキスタイルでテンション上がる(^^)
館内に足を踏みいれると、
マリメッコのデザインがお出迎え。
テンション上がっちゃう(^^)
最近のテキスタイルも
並べて展示されていて、
夢の国みたいです。
咲き乱れる花々と、
モノトーンの対比リズムが心地よい。
マイヤ・ロウエカリ「ブラザーズ」
熊・山猫・みみずく・啄木鳥・栗鼠が
絵柄に隠れている。
展示の中で、いちばん好きなのはコレでした。
柄×柄×柄で独創的♥マリメッコの茶室♥
マリメッコのテキスタイルを
贅沢にちりばめた
柄×柄×柄のユニークな茶室。
北欧風に上座下座を作らない
八角形のめずらしい茶室です。
水屋側(もてなす側)の入り口がこちら。
外がグリーンのヒヤシンス、
中がピンクのウニッコ。
グリーン、ピンク、ブラックが
反撥しあって、
目玉がクルクルします(笑)
こちらはお茶室への入り口。
お庭の障子から入る設計も珍しい。
外側のテキスタイルは、
Kivet(石)柄です。
お茶室は3畳くらいかな。
こぢんまりした茶室で
居心地がよさそう。
Letto「湿原」のテキスタイルが
屏風絵のようにみえてきた。
床の間には
白い花と筆の掛け軸が
掛かっていました。
天井は、黒×ベンガラの格子柄。
コッテリしていますが
テキスタイルが可愛いから
独特の魅力があります。
オママゴトみたいで楽しそう(^^)
ここでお茶会を開くなら
珍しくて可愛いお茶碗で
お茶がでてくるんだろうな。
あれこれ、妄想するのも愉しい。
ミハエル・シルキンの動物たちに萌える♥
いきなりですが、
ミハエル・シルキンの彫像が大好きだー。
・・・というわりに、
この展覧会で初めて知りました(笑)
今まで知らなくて
損したな・・・と思うくらい
可愛いかった。
彫像「狐」ミハエル・シルキン
こちらをじっとみつめる
黒い瞳と黒い鼻先。
まるまったフォルムと
ピンと立った耳が可愛くて可愛くて。
彫像「オオヤマネコ」ミハエル・シルキン
ありえないくらい
ペッタンコなカラダに、
長ーい手足。
こちらの猫も
耳がピンと立って、耳に萌える。
彫像「猫」ミハエル・シルキン
こちらの猫ちゃんは、ユニークなひょうたん型。
ぷくーっと膨らんでます。
オオヤマネコとは大違い。
彫像「駱駝」ミハエル・シルキン
長ーい睫毛のラクダさん。
愛嬌のある顔つきをまじまじとみつめちゃう。
すごいヨダレが出そう。
彫像「ふくろう」ミハエル・シルキン
さっきのネコちゃんと同じく
マルマルぷっくりタイプのふくろう。
(ロクロで成形しているらしい。)
茶色×白の羽根のデザインが
テキスタイルみたいです。
彫像「兎」ミハエル・シルキン
この兎は、目付きが悪くて
ぜんぜん可愛くないところが好き。
大胆でユニークな
描写力に脱帽します
ビルゲル・カイビアイネンの装飾皿にもときめく
今回、「このお皿、素敵♥」
と思ったら、
ビルゲル・カイビアイネンの作品でした。
調べてみたら、
アラビアのパラディッシのデザイナー。
なるほど。
わたし、パラディッシ好きだからな。
飾り皿(菫) ビルゲル・カイビアイネン
深緑に、深い紫。
ダークファンタジーのようなお皿。
可憐なスミレが
さわさわと囁きあっている。
飾り皿(果実) ビルゲル・カイビアイネン
藤田嗣治の”乳白色の肌”を
思わせるアイボリー。
林檎に、不思議な果実に、花・・・。
静寂な中に、ほんの少し
不気味さも感じる。
飾り皿(テーブルのある風景) ビルゲル・カイビアイネン
陶器のビーズで、立体感のある飾り皿。
空の椅子が並び、夜空に舞う蝶々。
北欧の長い夜を思わせる。
レリーフ:洋梨 ビルゲル・カイビアイネン
プリプリした洋梨を
陶製ビーズがとりかこんだレリーフ。
イエロー×ブルー×グリーンの
取り合わせと、
レリーフの立体感が見事でした。
見ると元気になりました
そして、ラストは・・・
いちばん欲しい!と思ったアートはこれ。
彫像:フラワーツリー ビルゲル・カイビアイネン
花、陶製ビーズ、鏡片を組み合わせた
愛らしいフラワーツリー。
なかでも、このピンクの
フラワーツリーにキュンときた。
縞々たまごに、鏡のカケラに、
ピンクのビーズ・・・
夢のカケラが集まってる。
37㎝の可愛らしいツリー。
クリスマスツリーの代わりに
こんなフラワーツリーが
置いてあったら
なにか良いことありそうだ。
ミュージアムグッズは「アザラシ」をチョイス
限定のマリメッコグッズとか
素敵なグッズが並んでたんだけど、
わたしはコレを買いました。
アザラシの一筆箋とミニノート。
フィンランドのアーティスト
エーリク・ブルーン が
サイマーワモンアザラシをリアルに描いてます。
体つきはリアルで、
瞳がキュートなところに
惹かれました。
この絵を見ていると、
なにか愉しくなるんだな。
この展示会好きなものが多くて
一度では眺め足りなかった。
もう一度行って、
もっとじっくり眺めたいデス。