セミリタイア

小林聡美「ていだん」読了。これから、「太い女」として「上機嫌」に生きていこう。

年明けから、面白い本に当たった。
女優:小林聡美の「ていだん」だ。

「ていだん」は、3人で話をすること

【鼎談】(ていだん)とは、三人が向かい合って話をすることである――。

クセモノ雑誌『婦人公論』で
1年半にわたり掲載された
女優・小林聡美の人気連載
「いいじゃないの三人ならば」
を1冊にまとめた鼎談集。

さまざまなゲスト2人と小林聡美が
幅広いテーマで
語り合う。
新しい考えにハッとさせられて、
今のわたしに必要な本だった。

テーマとゲストの組み合わせが絶妙。

小林聡美がホストだからこそ、
それぞれのジャンルで一流の人が集まり、
こころを開いて話をしてくれている。

ゲストとテーマの設定が、
絶妙に面白いのだ。

  1. 10年後私たちは
    井上陽水、川上未映子
  2. 発行の不思議な魅力とは
    小泉武夫、飯島奈美
  3. かもめ食堂から10年
     もたいまさこ、片桐はいり
  4. 猫と絵本と石井桃子
    松岡享子、群ようこ
  5. 芸は身を助けるか?
    柳家小三治、酒井順子
  6. 堂々と生きる
    長塚圭史、西加奈子
  7. 俳優という職業に向き合う
    加瀬亮、前田敦子
  8. なぜ、まねるのか
     南伸坊、江戸家小猫
  9. センスって、なんだろう
    大橋歩、小野塚秋良
  10. 痛快に生きる(俳句の話)
    宇多喜代子、森下圭子
  11. 大人の姉妹力
    市川実和子、市川実日子
  12. 猫の徳
    坂崎千春、坂本美雨
  13. 今、海のそばで暮らすこと
    大貫妙子、畠山晶(漁師)
  14. 太い女
     板谷由夏、平岩紙
  15. 誰かと食べる、って?
    白旗眞生、野村友里
  16. 九州男児と語らう
    役所広司、光石研
  17. 自然と話す暮らし
    甲斐信枝、本上まなみ
  18. 動物の命とどうかかわる?
    石田ゆり子、中谷百里

 

どのテーマも、それぞれに
深い言葉が出てきて面白い。

その中で、特に面白いと思ったテーマに
アンダーラインを引いてみた。

「かもめ食堂から10年」で、こころに響いた言葉

「かもめ食堂から10年」
もたいまさこ、片桐はいりの鼎談では、
この言葉にハッとした。

1年くらい休んでも誰も気づかないから平気だよ。
休みたいだけ、休んだらいいんじゃない?
と答えた気がします。

初対面の時に、もたいまさこから片桐はいりに掛けた言葉

ヒルネ
ヒルネ
そうそう、その通り。
1年くらいブラブラしてても、
だーれも気にしてないさ。
好きなだけ、ブラブラしたいと思います。

それから、もう一度映画の「かもめ食堂」を
観てみたいと思ったのは、この言葉。

好きなことだけやりたい」という
ガツガツとした気持ちなら
わかりやすいんだけど、

「やりたくないことはやらない」
その言葉は、なんかすごい。
・・中略・・・
聡美さんは、あのセリフ、理解しておっしゃってたんでしょ?

かもめ食堂から10年 片桐はいりの心境

ヒルネ
ヒルネ
シナモンロールを作りながら、
「やりたくないことはやらない。」
そんなことを言っていたような・・・。
どんなニュアンスだったのか、もう一度聞いてみたい。

 

「太い女」で、こころに響いた言葉

「太い女」は、板谷由夏、平岩紙との
鼎談テーマ。
小林聡美からみて、
ふたりは「太い女」という意味で
一目置いている存在だそう。

ちなみに「太い女」とは、
「人間として太い」
「心持ちが太い」
という褒め言葉。

 のっけから、平岩紙の言葉がおもしろい。
(わたし、平岩紙の顔・雰囲気・
演技のファンです。
マイペースでありながら、
頼もしい感じ、ただ者じゃない。)

みんな将来の夢は「お嫁さん」と書いていました。
でもわたしはそんなことまったく考えもしなかった。

人を頼るのが面倒くさいし、貸しをつくるのも苦手。
人を頼るくらいなら、助ける方がまだいい。
平岩紙

ヒルネ
ヒルネ
「人を頼るのが面倒で、助ける側の方がいい。」
その気持ち、共感してしまう。
わたしもそうだった。
頼るのが下手なんだよね。

 

そんな「平岩紙」が憧れるのが
「小林聡美」らしい。

わたしにとって聡美さんは、憧れというか、
道しるべみたいな存在です。

センスがいい。生き方の。
さっぱりしているし、
自由気ままに見えるけれど、
周りの人に対して
上手に気を使って、
こまやかだけれど、
おおらかな感じ
がします

平岩紙

「人間として太い」のは、
「豪快」なタイプではない。
「自由気ままに生きるけど、気遣いもできる」
「こまやかだけれど、おおらか」という
2つを行き来できるのが、
太い人間だ。

そういう太い人間に、わたしもなりたい。

結局、女の”太さ”とは、
ひとりでも家族がいても、

楽しく不足なく、機嫌よく
やっていけるということでしょうか。

何ごともとりあえず受け入れ、
受け止める
という点が

もしかしたらわたしの“太さ“かもしれない
小林聡美

ヒルネ
ヒルネ

何事も、受け止めるか。
腹が座った生き方だ。
楽しく不足なく、機嫌良く生きる。

これからわたしは、「太い女」として
「上機嫌に生きる」を目指したい。

「上機嫌」は、田辺聖子センセイも好きな言葉だった


「上機嫌に生きる」と言えば、
田辺聖子せんせも
「上機嫌の才能」で、
「上機嫌」の大切さを書いてはりました。

 

「上記権限」は「才能」だとね。

上機嫌に生きるって、のんきそうに見えるけど、
実は高い目標なのだ。

ABOUT ME
ヒルネ
ただいまセミリタイア中。 やりかったことをすることで、自分のこれからを模索中。 カゴ編み、ひとりめしを研究中。おばあちゃん犬のシズカと暮らしてます。

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