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セミリタイアして、カゴのエルメスに挑戦
10月から、ナンタケットバスケットを習い始めました。
ナンタケットバスケットは、「バスケット界のエルメス(笑)」と
例えられるくらい、格の高いバスケットで、綺麗なカゴ。
初めてWEBで見た時は、「こんな綺麗なカゴがあるのか!」と衝撃を受けました。
最高の職人と称されるアランリード氏のバスケット
編み目も、モチーフもすべてが美しい。
セミリタイア中で時間があるし、難しいカゴを作ってみたくなったのだ。
(鼻息荒め。)
理想は高くありますが、最初は大人しめに
1作目は、初心者向けのファーストバスケットを作りました。
小ぶりなラウンドのカゴです。
蓋付きじゃないから、一見普通のカゴに見えますが、
初めて自分で作ったカゴです。
📷今、カイボイスンのお猿さんのお家になってます。
2作目で 蓋付きバスケットに挑戦
ナンタケットバスケットは、「蓋付き」が正式なデザイン。
「蓋付きバスケット」なら、ホワイトハウス「晩餐会」でも認められるそうです。
(まあ、晩餐会のお招きもないんですけど。)
2作目でまだ早い?と心配しながら、
悪戦苦闘しながらも、めでたく完成にいたりました。
📷初めての蓋付きバスケット。
持ち手と枠は、濃いめのチェリー材。
使い込んでいくと、全体が飴色に変化するらしい。
持ち手と同じ色になるまで、大事に育てたい。
ナンタケットの可愛さは細部に宿る
蓋に飾る”カービング”はナンタケットバスケットの華。
迷いに迷って、“ユーモラスなクジラ”を選びました。
ナンタケットバスケットは、もともと漁師が作っていたバスケット。
アメリカのナンタケット島をルーツとする工芸品のため、
“クジラ”“貝殻”“灯台”など海をモチーフした飾りが多いそうです。
クジラでシンプルなのも可愛いけれど、
小さいヒトデを★星★みたいにプラスしようかな。
作っていくなかで、苦労したのは「蓋」と「留め具を納めるヒンジ」です。
細い籐1.25㎜を編み編み・巻き巻きしつつ、
何度か失敗。冷や汗をかきながら、やり直し。
やっと完成しました。
蓋をバカッと開けると、裏側もこんなに繊細で綺麗なんです。
まだまだ下手っぴなところもありますが、
不細工なところもふくめて気に入ってます。
普段に持てるように、
ちょっと大きめサイズで作っています。
長財布も入るし、年末年始のおでかけは
このカゴをアチコチに連れて行きます。
次は、ビッグサイズなバスケットに挑みます。
📷は、次のバスケットのモールド(型)です。
噂では、編み上げるのに
60時間かかるらしいです(笑)
(続報)ビッグサイズなバスケット、完成しました。