セミリタイア

「モモ」ミヒャエル・エンデ 時間泥棒と戦うお話。セミリタイアの今、時間をとりもどせそう。

モモ:盗まれた時間を取り戻す物語

町はずれの円形劇場跡に
棲みついた孤児の少女モモ。

モモには不思議な力がありました。
話をモモに聞いてもらうと、みんな幸福な気持ちになれるのです。

たくさんの友だちがモモにいましたが、
なかでも道路掃除夫ペッポと
観光ガイドのジジが親友でした。

そんな幸せな町でしたが、
そこへ「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄ります…。

時間を効率的に使って、
余った時間を時間銀行に貯蓄しよう!
そう騙されて、みんな自分の時間を盗まれます。

時間が余ったはずなのに、
町の人々は余裕がなくて、
怖い顔でせかせか働いてます。

実は時間泥棒たちは
盗んだ時間を葉巻に替え、
モクモク吸って、消費してしまっていました。

特別な少女モモだけが
時間泥棒の存在に気づき
町の大人やこどもに
警告をするのですが・・・・

時間泥棒たちは、
モモの友だちの時間を奪い、
モモをひとりぼっちにします。

誰もこない円形劇場で
友だちをひたすら待つモモですが・・

そんなモモのところに
不思議な亀が姿を現します。

「ワタシについておいで・・・」

どうやら亀は
時間をつかさどる仙人からの使いらしい。

モモは仙人の力を借りて、
みんなの時間を取り戻せるのか・・・?

時間を効率的に使おう!
時間泥棒のエピソードで
会社員の頃を思いだした

早期退職で辞める前のことです。

会社員の時、時間の使い方で悩んでました。

会社のルールで毎日、
どの業務に
どれくらいの時間を掛けて
作業をしたか
就業入力してました。

例えばこんな感じ。
S社   調査レポート作成    3時間
T社   打ち合わせ      1時間半
W社  プレゼン用企画書作成 3時間半
その他 事務業務        30分
———————————————————
合計             9時間

これを記入するたびに、
毎回ユウウツになっていた。

ヒルネ
ヒルネ
わたしは時間の使い方が
下手なのかも?

あれくらいのレポートに
3時間も掛かるのは
仕事遅いよな・・・。

企画書だって、
集中すれば2時間半くらいで
できるはずなのに、
3時間半も掛かってしまった・・・。

などなど、落ち込むのだ。

会社としては、
むだにダラダラする時間を減らし、
効率化を図る目的で
時間記入のルールを作ったはず。

それがまぁ、
毎回落ち込みの種に
なっていて、嫌だった。

そういうプチ落ち込みが
積み重なって
早期退職につながったのかな。

「魂の退社」で「会社を辞めたいのかも」と気づいてしまった。会社を辞めたい潜在意識があった?! わたしは働くことが好きだった。 そして会社のことも嫌いじゃなかった。 会社のポジションは、...

モモを読んだわたしの解釈は・・・

忙しくてバタバタしていたころ、
名作だろうなと思いつつも
「モモ」を読もうと思わなかった

自分の生き方に
ダメ出しされるだろうな。

まぁその読みは当たってて・・・
セミリタイア後に
読んで正解だった。

モモの幸せは
時間を自分の自由に使うことにある。

自分の時間を
好きな人のために使う。

大事な時間は、
自分・友だち・家族と
一緒に過ごすためにある。

お金は必要なだけあれば
それでいい。

それって・・・、

ヒルネ
ヒルネ
まさにセミリタイア中の
わたしの心境だ

意外にも、
モモは児童文学でありながら、
大人のセミリタイアと
相性のいいお話だった。

今なら、
自由な子供・モモの気持ちになって
のびのびと愉しく読めた。

ABOUT ME
ヒルネ
ただいまセミリタイア中。 やりかったことをすることで、自分のこれからを模索中。 カゴ編み、ひとりめしを研究中。おばあちゃん犬のシズカと暮らしてます。

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