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【感想】「たてがみを捨てたライオンたち」男の幸せって何だろう

ヒルネ
ヒルネ
こんにちわ、ヒルネです

「たてがみを捨てたライオンたち」
タイトルに興味を引かれた。

ライオンがたてがみを捨てたら、
何になるのか。
・・・猫でしょうか。

そもそも。
男はライオンであれ。
それって、幻想じゃないの?

だってさ・・・

ヒルネ
ヒルネ
ライオンみたいな男に
会ったことないですよ

僕らが選ぶ、新しい生き方

イマドキのアラサー男が登場する。
既婚者・バツイチ・シングルの3人だ。

①直樹
出版社勤務。
仕事に行き詰まってる。
家事が得意で、気配り上手。
妊娠中の妻に専業主夫になってとお願いされ、迷っている。

②慎一
バツイチの広告マン。
流産した妻とすれ違いが続き、離婚。
モテるが、遊んでも空しい日々。

③幸太郎
アイドルオタクの公務員。
モテないのがコンプレックス。
婚約者と別れシングル。

・・・・・・・・・・・・・・

この3人、仕事もがんばる大人の男だ。
今が不幸というわけじゃないけど、
モヤモヤしている。
自分らしく、スカッと生きたいんだけど・・・どうしたらいいんだ?

「男の幸せ」を考える

男の幸せって何だろう?

家族を養うこと?
仕事ができること?
女にもてること?

うーん、男の幸せって何だろう。

直樹は、「仕事ができて、家族を養ってこそ男」と思っている。
彼は仕事に自信がないけれど、
家事と気配りができて、優しい男だ。

慎一は、仕事ができるし女にもモテる。でも虚しい。
「妻を幸せにする」のが本当の男らしさか・・・?と思うけど、めんどくさい。

幸太郎は、「女にモテれば男は幸せ」だと羨む。
アイドルオタクは楽しいけれど、
自分のコンプレックスから目を反らしているだけなのでは・・・?。

それぞれ、自分が思う「男の幸せ」がある。
手に入れたいと思っても、
できないこともある。

そんな彼らが自分の生き方を手探りで探していく。

ヒルネ
ヒルネ
さてさて、新しい生き方はできるのか。

キーワードは「かっこつけずに話し合う」

男の本音をぶっちゃけると、
女と話すのはめんどくさい。

男同士で付き合う方がよっぽどラクだ。

ヒルネ
ヒルネ
女の本音もそうだよな・・・。
男と真面目に話すのはめんどくさい。

でも、今のモヤモヤを晴らすためには
女と話すしかない。

直樹は、妊娠中の妻と腹を割って話す。
今後の家族像が見えてきて、少し楽になる。

慎一は、別れた妻と向き合って話す。
(それでも復縁しないけど。)

幸太郎も、職場の女性と友だちになろうとする。

そう、めんどくさいけど
魔法のような解決策はない。
正直に胸のうちを話すしかない。
かっこつけなくていい。

ライオン=プライドの象徴ってことかな。
プライドはあるけど、
カッコつける「たてがみ」はいらないってこと?

本音をぶっちゃけているようで、
ある意味真っ当なお話でした。
男性作家が自分と同年代の30代を
語ると、こうなるんだろうな。

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わたしなんて、不真面目なたちだから・・・

ヒルネ
ヒルネ
3人の男がある時点で出会い
そこから予測不可能な魔法のような化学変化が起こって
人生が大きく変わっちゃう?

なんて、夢物語を期待して読んでいた。

世の中、そんなに甘くなかった。

表紙は、鈴木成一デザイン室

表紙に惹かれるなと思っていたら、
鈴木成一デザイン室でした。

ここのデザイン、なんか目を引くのだ。

鈴木成一「装丁を語る」衝動的買いした「私の男」は鈴木氏の作品だった鈴木氏が自分の作品を語る。 個人美術館をじっくり巡るオトナの遠足みたい。 装丁を語る。 ...
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ヒルネ
ただいまセミリタイア中。 やりかったことをすることで、自分のこれからを模索中。 カゴ編み、ひとりめしを研究中。おばあちゃん犬のシズカと暮らしてます。

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