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こどもの頃の未来予想図は当たっていたか
30代も後半にさしかかると、
飲み会でよく話題になるのが
「子どもの頃に想像してた自分と、
今の自分はどれくらい違うか」
というテーマだ。
たいていの人は
「想像してた自分と全然違う(苦笑)」という答え。
例えば、「パイロットになってるハズだった」とか
「東大に行ってるハズだった」とか・・・
後は「可愛い女の子達のおしゃれなママ」と答える女子も。
(実際は男の子2人のワイルドなママになっている。)
独身の女友だちは
「結婚して、こどもがいるハズだった」
というパターンが多かった。
わたしはどうだったかな。
思い返してみると面白かった。
小学生の頃に想像していた人生
本とマンガばかり読んで、
理屈っぽくて、あまり可愛くない小学生だったわたし。
小学生の頃に思い浮かべていたのは
こんな人生コースだ。
たぶん独身
特に結婚アレルギーという訳じゃないけど、
何となく自分は結婚しないだろう。
仮に結婚したとしても
確実に「晩婚」だろうと思ってた。
「赤毛のアン」にあった、アンの言葉を今でも覚えている。
”晩婚の女性は、ウェディングドレスは白ではなく紺色になる。
紺色のドレスなんて、最悪よ。”
↑こどもの頃の記憶だから、超意訳ですが・・・
小学生のわたしはなぜか読みながら
わたしはぜったい紺色のドレスだろう。
・・・なんて思ってました。
赤毛のアンでも、
わたしは独身の「マリア」が好きだったしな。
田辺聖子センセイのオールドミスが
主役の小説にも感情移入して読んでいた。
そんな訳で、小学校・中学校・高校で
独身中年女性の先生にたいしても
「オールドミス」とか「行き遅れ」とか
そういう悪口はいわなかった(笑)
だって、未来の自分だからね。
未来の自分に唾してはいけないよね。
子供もいない
赤ちゃんは可愛いけれど、
自分のこどもは欲しいと思わない。
子どもが大きくなって、
小学生とか中学生とか
口答えするし、
もうかわいくないやん。
「子育て」なんてすごい苦労だ。
・・・と思っていた。
自分が理屈っぽくて
かわいくない子どもだったからかも。
それに「自分の血を分けた存在」が
なんか不気味だった。
無意識に親に似てるとか
遺伝のチカラがこどもの頃は逆にこわかったな。
キャリアウーマンでバリバリ稼ぐ
結婚しない→自分の食い扶持は稼ぎたい。
勉強もできたし、しゃべりも上手だったので
(性格は内向的だったけど)
稼ぎのいいキャリウーマンになって
自立したいと思った。
職種は分からないけど、
オバチャンになっても
ずっと働ける職業につきたかった。
自分の家を建てる
小学生の頃、将来自分が建てる家の
間取りを描くのが好きだった。
小学生で、夢は大きく
一戸建てを建てるつもりでした。
5LDKくらいで。
アホや(笑)
しかも、5LDKなのに、
1人で住む気でした。
いくらなんでも広すぎるでしょ。
今から思うと、こどもらしくない
妙な未来予想図を描いてました。
実際のわたしの人生をざっくりまとめてみる。
独身で子なし。
キャリアウーマン。
自分でマンション購入。
つまらないくらい、当たってる。
想像通りの人生コースだったので、
満足しながら
淡々として生きていた。
ただ、だんだん飽きてきちゃったらしい。
「ソース」という本を読んで、
人生を変えたいと心の奥で思っていたようだ。
![](https://i0.wp.com/hirunenikki.com/wp-content/uploads/2018/10/IMG_6626.jpg?resize=320%2C180&ssl=1)
そんなわけで48歳で会社を早期退職することになりました。
![](https://i0.wp.com/hirunenikki.com/wp-content/uploads/2019/02/49ecd47152cae0ca9254c409e8f979db_s.jpg?resize=320%2C180&ssl=1)
48歳で会社を辞めて、どうなった?
会社を辞める時に、
次に何をするか。
実はハッキリ決めてませんでした。
1つ決めていたのは、
フルタイムでは働かない。
時間に余裕をもって過ごしたい。
ひょんなことから、幼なじみから
保育園でのバイトに勧誘された。
![](https://i0.wp.com/hirunenikki.com/wp-content/uploads/2019/04/1217ba59225e3ab020741e39509f4a58_s.jpg?resize=320%2C180&ssl=1)
自分ではイメージしたことのない、
こども相手の仕事。
何事も社会経験だと思って、
やってみたら面白かった。
その後、医療事務の仕事についてみたけど
だんぜん保育園の仕事が好きだと気づいた。
ついにどうせ仕事をするなら、
保育士の資格も取ろう!
と決心して、勉強も始めた。
外出自粛で見えてきたこと。アフターコロナの暮らし方を考える。
早期退職してから、
思いがけない方向へ
人生進んでます。
収入はもちろん下がってるけど(笑)
楽しい日々だ。
早期退職して、失敗した(-_-;)という人もいるだろうし、
新しいジャンルでバリバリ稼ぐ人もいるでしょう。
わたしの場合はセミリタイアで
脱力系ではありますが、
経験したことのない未来が
やってきて、少しわくわくしています。
こんなセミリタイアのシングルおばさんが
楽しく生きてますってことで、
珍サンプルとして記録してみました。
こんばんは~。この記事の前半、私が書いたのかと思いました。
本当に未来予想図が同じです。
私は激務過ぎて身体を壊し(婦人科の病気で手術)、49歳で早期退職、
家族との時間を大事にしよう…と思っていたのに母が倒れて介護、看取り。
同時期に派遣で週3日勤務を始め、投資を開始し…と波乱万丈な一年を
過ごしました。
それに比べればコロナなんて可愛いもんだ、という心境です。
激動の一年を経てメンタルがタフになりました。
ヒルネさんのブログは、正直で前向きで明るくて批判や愚痴がなくて大好きです。
しなやかに楽しんで生きていらっしゃる感じがして、勝手に仲間意識をもち
元気をいただいています(^_^ゞありがとうございます♪
葉桜さん、こんばんわ。
未来予想図が同じだったなんて、面白すぎます(^o^)
わたしと同じようなこどもが居たんだと思うと、楽しくなってきました。
ほんとに「お仲間」ですね。
葉桜さんはとくに波瀾万丈の1年だったんですね。
(お母さんのこと、ご愁傷さまでした。そして、お体も大事にしてくださいね。)
会社を辞めて、良い意味で開き直り、おばちゃんのふてぶてしさも身につけたら
ストレスもなくなり、明るくなってしまいました。
コロナ騒動はもう少し長引きそうだけど、お互いにタフに生き延びましょう(^o^)
初めまして。本を検索していたら、ヒルネさんのHPにたどりつきました。文章も素敵、生活もエンジョイしているのを読んでいる私がほっこりしました。これからちょくちょくお邪魔させてください。
寿々姫さん、こんにちわ。嬉しいコメントありがとうございます(^^)
オススメの本やほっこりネタなど書きますので、また遊びに来てください。