本が好き

ソース① あなたの人生の源はワクワクすることにある

この本を知ったきっかけは、
NLP(神経言語プログラミング)を勉強している友達からです。

「ソース」のセミナーに出た友達は、
「ソースって、ちょっとすごいのよ」と興奮気味に
「ソースの考え方」を教えてくれました。

「ソースのメソッド」を聞いた時に、
「ワクワクすることだけをして、ごはんを食べていけるの?」
「そんなうまい話あるのかな・・・」と半信半疑でした。

ただ、ココロの反対側では、正直に生きるソース実践者をうらやましいと思いました

そして、ココロがざわつきました・・・。

「わたし、このまま会社にいるべきなの?」
「もっと自分がワクワクすることをしないと、時間がもったいないかも」

「この本、もっと早く知りたかった。
 高校生・大学生・20代の頃に知っていたら人生変わっていたと思う・・・。」
「わたしに高校生の子どもがいたなら、進路のために絶対に教えてあげたい。」

・・・40代にして、ソースを知った焦りもあった。

ここからは、「ソース」って何ぞや?を理解している範囲で
詳しく書いていきます。

目次

そもそも、SOURCE(ソース)って、何?

ソースの意味は、「源」「源泉」という意味。
「ワクワクの源泉」「生きる意欲の源」を表します。

ソースプログラムを短くまとめると、このようになります。

「常識のウソに縛られなるな」
「幸せのコツは、自分がワクワクすることを、全て同時にやること
「幸せとは、バランスがとれだ状態を言う。アンバランスがダメ。」

「ココロから夢中になれることを追求すれば、食べる道は開ける。」
「自分が嫌なことはしなくていい。」

そんな都合のいい絵空事があるのでしょうか。
やりたいことだけをしていて、ごはんを食べていけるの?と思いますが、
もうすこしおつきあいください。

わたしは、この本で「ソース」を復習しました。

 

ソースの考案者は、「マイク・マクマナス」というアメリカ人。
この陽気な笑顔のおじさまです。

 

 

 

 



1933年生まれ。(残念ながら、故人)
ワシントン大学にて教育学の修士号取得。
教師等さまざまな職業を経験。セールスマンとして働いていたが、成績不振でリストラに遭遇。失業中のボランティアとして、中学生の問題児を立ち直らせるために、「ソース」メソッドを開発。「ソース」は、全米に2万人を超える体験者を生み出し、成功を収める。

彼も自分のワクワクすることを追求することで、レコード会社、不動産会社、競走馬の飼育会社等を設立し、1982年よりワシントン州上院議員。(自分のやりたいことをやって、最終的に議員になっちゃうなんて、面白い人だ。)1999年3月に逝去。その葬儀には、全米から「ソース」の教え子達が集い、次々と彼への謝辞を述べたそうです。

 

アンバランスな人生は危険な状態!に気づきなはれ

仕事が忙しくて、プライベートや家族にかける時間がとれない・・なんて、あたりまえだと思っていました。だって、良識あるオトナなら「仕事(責任)」をまず第一に遂行してから、自分のことに取りかかるべきと育てられてきましたから。

でも、マクマナスおじさんは、こういいます。

「そのアンバランスが不幸の始まりや!」
「めちゃめちゃ仕事ができて、たくさん稼いでても、
その仕事が嫌いだったら、不幸せやろ?」

なんとなく関西弁が似合いそうな顔なので、勝手に意訳しました。

そこで、マクマナスおじさんは、アンバランステストをチェックしたら?と
おすすめします。

アンバランステストは、簡単な質問が50問。サクサク答えられます。

わたし、このアンバランステストは、そこそこバランスが良かったんですよ。
だから、「わたしの人生大丈夫よね」と思っていたのですが、
その次の「人生のウソにだまされるな」と読んで、うむむ・・・となりました。

マクマナスおじさんは、続けて言います。

誰もが信じているウソ(常識?)にだまされたら、アカン

小さいころから、ワシらいろんなウソを信じ込まされてきたよな。

「責任感のウソ」
「やる気のウソ」
「能力のウソ」
「上手のウソ」
「決断のウソ」
「妥協のウソ」
「優先順位のウソ」

今から、それぞれのウソにだまされたら、アカンという話をするで。

責任感のウソにだまされるな

自分が好きなことだけをするのは無責任。
立派なオトナは、家族や社会が期待することを果たすべきだ。
自分勝手なオトナではなく、責任を果たすオトナになれ。

これ、まっとうなことですよね・・。
わたし、そういう風に育てられてきました。

でも、マクマナスおじさんは言います。

「自分が心からしたいことをするのが
本当の責任なんや。
自分自身に正直に生きると、
魅力的な人間になれる。
それが本当の責任や。」

・・・その考えって言葉は違えど、あのベストセラー「嫌われる勇気」と同じことを伝えている。社会や親や家族への責任を言い訳にするのはズルイ。

やる気のウソにだまされるな
やる気がでないのは、ワクワクしていないから。やる気を無理にだささなくていい。

やる気を無理にだしても、結局は自分を苦しめるだけ。
マクマナスおじさんは、優しく言います。

「ワクワクすることをすれば、
やる気は自然にわいてくるはずや。
創造性が生まれて、
奇跡的なチカラが生まれるんやで。」

そうね、気が進まないことをやらなきゃと思うと、
がんばって「やる気」を絞り出すようなことをしているものね。
それで、自分もヘトヘトになったりします。

好きなことをしていたら、あっという間に時間が経つし、
手間も努力もつらくない。
「フロー状態」になれるのが、それが理想の状態だ。

 

能力のウソ・上手のにだまされるな
能力があるからといって、好きじゃないことをしなくていい

自分が簡単に上手くできること=得意なこと=能力があると言われています。
自分の得意なこと、能力があることを職業に選ぶと、稼げるし、正しい選択だ。
・・・といわれています。
(あの林修先生も、同じ内容のことを言っていました。
自分は、国語を教えることがそれほど好きではないけど、得意だし稼げる。
ほんとは恋愛小説を書きたいが、能力がないから、それは適職じゃないってね。)

でも、マクマナスおじさんは、宣言します。

「ワシは、セールスとか寄付金を集めるのが
めっちゃ得意やねん。
でも、セールスとか募金集めは嫌いやねん。」
「下手でも、ワクワクすることをし続けることが
成功の秘訣やで。」

「ワクワクすることなら、自然にやる気が出て、
上手になっていく。幸せで満足そうな人のところには、
人やチャンスやお金が引き寄せられるんや。」

能力がないと思っていても、
ワクワクすることをやってみると、道が開ける。
今の能力だけで判断すると、自分のココロを無視することになる。
ココロのワクワクを重視して、やってみるべし。

 

決断のウソにだまされるな。
気が進まないときは、後伸ばしにしよう。グズグズしていていい。

決断ができないときは、ココロがその決断を望んでいないとき。
そんなときに無理をして決断をしても、いいことはない。

「ワシ、失業中に、職探しになかなか積極的になれなくて、グズグズ先延ばしにしとったんや。でも、そのおかげで、ヒマな時間にソースのプログラムを思いついたんや。
グズグズ万歳や。」

それもそうかも。自分で乗り気にならないと、その後も上手くいかないことが多いかも。

 

妥協のウソ・優先順位のウソにだまされるな。
やりたいことは全部やれ。妥協してあきらめるな。

「二兎を追う者は一兎をも得ず」って言うし、
現実的になって、実現可能性の高い方を選ぶのが賢いと思うけれど、
マクマナスおじさんは、またまた言います。

「自分がやりたいことは、全部やってみなはれ。
柔軟に考えれば、道は開ける。真に豊かな人生を送って人は欲張りなんや。」

現実的に妥協しなければいけないと思い込むと、自分の可能性を狭めることになる。まずは、ワクワクすることをすべてやってみて、決めてもいいかも。

とにかく、マクマナスおじさんがいいたいことは、これ。
「常識のウソにだまされるな。
 自分のワクワクするココロに正直になれ!」

これだけで、本の1/3を費やしています。
それだけ、「常識のウソ」の呪縛が強力だということですよね。
呪縛が解けたら、やっとソースプログラムの実践です。

→→ 次に続く

ソース② 自分のワクワクはどこにあるか発見しようソースのプログラムはまず「常識のウソ」の呪縛を解いてから、 「ワクワク探しの旅」に出ます。 そう、「自分の生き方を探す旅」です。...

 

ABOUT ME
ヒルネ
ただいまセミリタイア中。 やりかったことをすることで、自分のこれからを模索中。 カゴ編み、ひとりめしを研究中。おばあちゃん犬のシズカと暮らしてます。

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