最近「ポルノグラファー」に
ドハマりしてる。
まずBLマンガを読んでハマり、
次にドラマを観てハマり、
映画まで観ちゃった。
なんでここまでハマったのか。
マンガの数ページをサンプルで読んだ時は
正直ピンとこなかった。
そんなに色っぽいかな?
うーん、メガネはそれほど好きじゃないしな・・・。
といいつつ、BL読者のレビューは熱いし、ここは読んどくべき?
軽い気持ちで、1作目を読んでみた。
鬼才・丸木戸マキの術中にまんまとはまった。
どんどん可愛くみえる!
何なの?
この胸のざわめきは?
目次
1作目「ポルノグラファー」
サクッと言っちゃうと、
恋しちゃう話
声で欲情するシチュエーション、
BL上級者好みだよなぁ。
あらすじ
大学生の久住は、ポルノ作家・木島の腕を骨折させてしまい、
口述筆記で代筆することに。
仕事をはじめて数日。淫らな文章を読み上げる木島の声は
久住の耳を責めたて、疼いた下半身は完勃ち状態に……。
「抜いてあげようか? 口でしてあげる」
からかわれた久住は、その日から木島で“エロい妄想”をするように――?
嘘つきポルノ小説家×純情大学生
ポルノ小説家:木島理生
この先生、草食男子のルックスなんだけど、
文章がエロい。朗読する声もエロい。
そして、嘘つきである。
久住晴彦:大学生
お人好しの大学生。
妄想癖がある。
木島の嘘につきあううちに
ノンケだったのに、木島を好きになっていく。
ネタバレになるから書けないけど、
木島の嘘がひどい。
人でなしだよ(笑)
でもなぜか可愛くみえてくる。
木島は創作に行き詰まり
必死にもがいている。
木島の本心を知ると、好きになっちゃうんだよ。
ドラマ化もされてます。
木島の色っぽさがリアルに実写化されていて、正直ビックリした。
木島役の竹財輝之助が「神」と呼ばれるのは・・・分かる。
よくここまで清潔なエロさを実現できた・・・!
2作目『インディゴの気分』
2作目は、木島の若い頃の話。
若気の至りで、お互いノンケだったのにデキちゃう話です。
あらすじ
官能小説の編集者・城戸は、大学の同級生だった木島が
純文学で行き詰まり金に困っていると知り、
「ポルノを書いてみない?」と誘う。
さらに城戸は官能小説の大家・蒲生田の遺作原稿を獲得するため
「木島を弟子にしませんか」と売り込む。
蒲生田はエロの大家として、木島に無理難題をつきつける。
「じゃあ、こいつの×××をしゃぶれるか?」
木島はこの無茶振りに迷うが、覚悟を決め
城戸のズボンのジッパーに手を伸ばす。
その時から、同級生だった2人の関係が変わっていく。
見習いポルノ作家×編集者×大物官能作家
↓このじいさんが官能小説の大家。
モデルは団鬼六だろうな。
このオヤジの冗談が2人の人生を変えてしまう。
3作品のうち、わたしは「インディゴの気分」が一番好き。
城戸は若くして作家デビューした木島に憧れ、
逆に汚してやりたいと思う。
純文学作家にポルノを書かせて
堕落を誘ったのだ。
凡人の憧れ×天才の孤独がテーマになっている。
城戸が結婚して、木島とは普通の関係になったあと
タクシーの中で、ふと当時の気持ちが再燃する。
これがね・・・・めちゃくちゃいいんです。
ドラマのタクシーのシーンも切なくて最高です。
編集者・城戸が男のフェロモンむんむんなタイプで
繊細な小説家・木島と好対照。
城戸役、吉田宗洋の男くささがヤバい。
危険な香りがしました。
ちなみに・・・フジテレビのFODプレミアムのお試し期間なら
無料で観られます。
FODプレミアム
3作目『続・ポルノグラファープレイバック』
3作目で、嘘つき作家もとうとう本音をさらけ出すことに。
いよいよ年貢
あらすじ
奇妙な出逢いをへて恋人になった、嘘つきポルノ作家と大学生。
木島が田舎へ里帰りしてからも、文通で遠距離恋愛を続けていた二人だったが就職したての久住とすれ違い、気まずい空気に…。
そんな折、再び腕を負傷した木島はかつてを思い出すように、
地元で知り合った青年・静雄にペンを握らせる。
そこへ久住がやってきてしまい………。
「2人の思い出を他人で再現するなんて!」と久住が怒るのもごもっとも。
「プレイバック」では、木島が前作以上にこじらせ中年になってます。
それもキラキラと若い久住に対して、自分に自信がないから
こじらせちゃうのだ。
心情が分かってくると可愛いのだ
まぁすったもんだあって、
木島の実家で気持ちを確かめ合う2人のシーンが可愛い。
家族にも1つの布団で寝ているところを目撃されて
なんとなく2人の関係がバレちゃうし・・・。
幸せはカッコ悪いものだ。
それでいいのだ。
この「プレイバック」が映画になってます。
3週間の限定上映だというので、
久しぶりに映画館に行ってきた。
これで最後の映像化ということで、
ファンへのサービスもたっぷりありました。
個人的には、木島のヤンキーな妹とスナック明美の春子ママがツボでした。
そして、出番が少ないながら
編集者・城戸役の吉田宗洋の存在感が濃くて満足した。
ポルノグラファーシリーズ、
マンガ3作品を読んだ後で
ドラマ・映画を観て、またマンガを読むとまた面白くなる。
そしてまたドラマを観る・・・
無限ループにはまります。
丸木戸先生、やっぱりすごいわ。
鬼才って、こういう人のことを言うのね。
ちなみに、こちらも丸木戸先生です。
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