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【感想】「モスクワの伯爵」超高級ホテルに軟禁されたロシア貴族の運命は・・・優雅で過酷。

目次

革命後、ロシア貴族が高級ホテルに軟禁される

愛のため伯爵は実力行使で、道を切り開く

軟禁生活が始まったとき、伯爵は40歳前。
ソフィアを育てる間に、60歳を超えた。
体の節々が痛くなる年代だ。
軟禁生活は30年を超えになった。

伯爵は助けが必要な時
友人達に正直に話し、力を貸してもらう。
そして自分が役立てるときには、惜しみなく力を貸すのだ。
それが伯爵の流儀だった。

ただし、ソフィアを広い世界に旅立たせるために
手荒な手段が必要になった。

伯爵はソフィアへの愛のために
老骨にむち打ち、自分だけで頑張る。

なぜ今回は友人達を頼らないのか。
大切な友人達を守りたいからだ。
伯爵に手を貸したら、
政府から弾圧を受ける恐れがあるから。
(どうしても必要な場面で、
1人だけ助けを借りる・・・)

自分で盗みも行い、暴力も辞さない成り行きになる。

ヒルネ
ヒルネ
伯爵の望みは叶うのか。

この本を最後までめくった人へご褒美が待っている。

ABOUT ME
ヒルネ
ただいまセミリタイア中。 やりかったことをすることで、自分のこれからを模索中。 カゴ編み、ひとりめしを研究中。おばあちゃん犬のシズカと暮らしてます。

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