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「七瀬ふたたび」筒井康隆 彼女はテレパス。人の心のなかを読む。

孤独なヒロイン「七瀬」が
同じ超能力者に巡り会う

七瀬ふたたび改版
筒井康隆 新潮社 2002年10月
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by ヨメレバ

 

「七瀬」はテレパスの超能力者。
精神感応能力で人の心を読む。

七瀬は若く美しい女性。
誰も彼女がテレパスだと知らない。


(映画では芦名星が演じていた)

「超能力」を持った同類に
遭ったことはない。

七瀬はいつもひとり。
「テレパス」の能力をひた隠しにして
孤独に生きている。

「七瀬ふたたび」では
夜遅い列車に乗り
ひとり旅をしている。

「列車が崖崩れに遭う夢」
を見て、七瀬はハッと目を覚ます。
リアルで生々しい夢に、
彼女は”予知夢”なのかと疑い、
列車内の探索を始める。

そこで彼女は同じ超能力を持つ
仲間に出逢う。
それはテレパスの幼児”ノリオ”と
予知能力を持つ青年”岩淵恒夫”だった・・・・。

SFの名作古典は今も胸に迫る

「七瀬ふたたび」は1975年の小説。
40年以上前に書かれたSF小説の古典だ。

初めて読んだのは中学生の時。
手に汗を握りながら、
頁をめくったのを覚えている。

七瀬はテレパスで人の心は読めるが、
腕力は男性にかなわない。
邪な男性に押し倒され、
レイプ寸前の危機もあった。

超能力者だからこそ
普通の人々の
”超能力者狩り”を恐れる。

ヒルネ
ヒルネ
超能力があっても、
無双じゃない。

読むたびに
超能力者の哀しみが胸に迫る。

滅びの美学だ。

男たちは「七瀬」をみると
頭の中で彼女を裸にする。

人の心に浮かぶ言葉や
ビジュアルを七瀬は読み取る。

男性は美人の七瀬をみると、
頭の中で七瀬を裸にする。

目前に迫った破産を案じ続けている男でさえ、
七瀬をみると心の中で彼女を裸にしはじめるのだ。

ヒルネ
ヒルネ
善良な男性も同じだ(^^;)

恒夫も、たいていの男性と同じように
頭の中で七瀬を裸にしてしまった。

それから彼自身も裸になり、
七瀬に抱きついてこようとした。

ヤバい男は
レイプを夢想する(>_<)

男性の本能のように
あたりまえに書かれている。
これって本当なんだろうか。

大昔つきあっていた男性は
「俺は美術大出身だから、
だいたいの女の裸を
リアルに想像できるんだ」
と自慢していた。
(どんな自慢なんだ(^^;))

反射的な
男性の本能なのか。

わたしは魅力的な男性をみて、
「カッコいいなぁ。」と
密かに見つめることはあっても
裸を想像したことは・・・ない。

といいつつ、腐女子が
美男の裸を想像するシーンって
時々コミカルにマンガで描かれてしなぁ。

男女の差なのか、
個人差なのか。

ヒルネ
ヒルネ
本筋とは関係ないけれど、
この本を読むといつも
気になるのでした。

 

ABOUT ME
ヒルネ
ただいまセミリタイア中。 やりかったことをすることで、自分のこれからを模索中。 カゴ編み、ひとりめしを研究中。おばあちゃん犬のシズカと暮らしてます。

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