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個人の料理ノートみたいな不思議なごはんの本
坂口恭平氏の「COOK」、
いままで見たことのない不思議な料理本だ。
個人の料理ノートをそのまま本にしたような感じ。
この日の夜ごはんは
「鯵とトマトのとれたてハーブパスタ」
なかなかこじゃれたパスタをつくるなぁ。
つくってそのまま撮影したような
無造作な料理写真。
作り込まれたInstagramの写真に
慣れていると、
この飾らない様子が新鮮だ。
この日のお昼は「カルボナーラ」
夜は「そぼろ丼」
おうちメニューのそぼろ丼が
地味ながらおいしそう。
朝・昼・夜のメニューを前日に決めている
坂口恭平氏が料理を作り始めたのは
「うつ」状態にハマっていた時。
うつのリハビリとして、
料理をはじめたこともあり、
朝・昼・夜のメニューを考えておくスタイル。
メニューを前日から決めておくと
次の日にスムーズに作業が進み、
達成感が得られる。
昼は「サボル」のもアリ。
料理をつくると元気が生まれる
料理をつくり続けることで、
坂口恭平氏はウツから回復する。
建築家・作家・アーティストの
坂口氏は「料理とは何か」を
問いかける。
ウツの時は、食欲もないし、
料理を作るのもしんどいらしい。
でも、「手首から先運動」をするつもりで
料理を作ることで、だんだんとウツから回復する。
「料理とは、自分を作る」ということ。
料理が人間を助けてくれる。
下手でも、自分が作ったごはんは
こころがホッとする。
自分が食べたいものを
心とカラダに聞けるのも、
自分との対話になる。
そう思って、わたしも毎日おうちごはんをつくってます。
最近自分ルールで自由に料理をする本が気になる
料理本はたくさん持っているけれど、
最近細かいレシピよりも
「料理をつくる考え方」を
書いた本が面白い。
最近のヒットはこの本。
料理研究家の大御所「有本葉子」の
「レシピを見ないでつくれるようになりましょう」
最近の料理本のトレンドは、
土井善晴氏の「一汁一菜でよいという提案」
が支持を集めたように、
「自分で考えて、材料を組合わせ、
自分が楽にする料理をつくる」ようになっている。
コツ:自分の料理を自画自賛しよう
「とんでもなくおいしかった」
自画自賛してる。
「自画自賛」はかかせない(^。^)
うん、自分の好きな味が
自分でつくれるって
素晴らしい。