目次
「樂歴代 」〜桃山、令和 紡ぐ茶碗〜
楽美術館に来るのはひさしぶり。
企画展「楽歴代」を見たかった。
今回、一番のお目当てはこちら。
初代 長次郞 赤楽茶碗 銘:つつみ柿
カサカサに乾いた肌。
カセた肌の赤楽茶碗。
肌色に薄く橙色がかかったような微妙な色合い。
フライヤーの画像と比べてみる。
光によって変化する色合い。
ヒルネ
カセた肌が心地よさそう・・・・
間近で見ると、静かな迫力がありました。
つづいて気になったのは、赤の筒茶碗。
五代 宗入 赤楽筒茶碗
こちらは銘なし。
ザラッとした肌合い。
薄茶が冷めにくい筒茶碗をみると、
そろそろ冬だな・・・と感じます。
次は先代の若い頃(惣吉)のお茶碗。
十五代 直入(惣吉造)皪釉筒茶碗
十五代を継ぐ前の初々しいお茶碗。
その後のアバンギャルドな作風とはまったく違う初々しさ。
ツヤっとした肌に若さがあるような・・・・。
好きだなぁ。
わたしが気になったお茶碗のラストは
表千家家元のお茶碗。
表千家八代 啐啄斎 銘:ツルシ
見た瞬間に、「柿!」と思いました。
銘は「ツルシ」
熟した柿の香りがしてきそうなお茶碗でした。
十二代 弘入 猿香合
香合の中で、この猿の可愛らしさがダントツでした。
水玉模様のお猿さん。
手に持っているのは、柿かな。
うん、柿に見えますね。
林檎の羊羹:虎屋茶寮にて
今回も近くの虎屋茶寮に寄りました。
綺麗な生菓子が数種類あって、毎回迷います。
今回は「林檎形」をチョイスしてみた。
リアルな姫林檎。
お味は羊羹でした。
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