お出かけ

楽美術館で、すごいお茶碗を見つめてきた

そうだ京都、行こう。  

・・・ということで、京都に来ました。

虎屋カフェの静けさの中、自分の頭をすっきりさせた後、
歩いて3分の「楽美術館」へ。

楽美術館は、京都の「穴場スポット」
めちゃめちゃオトクです。

楽美術館は、こじんまりしたお茶碗メインの美術館。
重要文化財みたいなお茶碗も間近で拝見できて、めちゃめちゃ穴場だと思う。

京都で遊ぶ=混んでいるイメージがありますが、ここはいつでも良い感じに空いてます。
(といいつつ、熱心な外国人旅行者も多いです。)

まずは、美樹館入り口で、スリッパに履き替えます。
楽家のプライベートな蔵におじゃまするような感じで、ちょっと面白い。

本阿弥光悦×楽家 シナジー効果
天才はお互いに影響をあたえあう

今回は、江戸初期の天才マルチアーティスト「本阿弥光悦」の茶碗が主役です。

肖像画は、悪巧みする小悪魔みたいな表情で、なんか可愛らしいです。

こんなお茶目なルックスですが、
本阿弥光悦は、書を書かせても、絵を描かせても、
美術品のデザインをさせても、凄いモノを創ってしまう天才アーティスト。

そんな天才が30歳を超えて、お茶碗作りをスタートさせます。
そして試行錯誤しながら、素晴らしい傑作を次々と創っていきます。
その手助けをしたのが、楽家2代目・3代目。
土や釉薬や最先端のテクニックを伝授しつつ、
新しい表現をお互いに模索していったようです。

 

ヒルネ
ヒルネ
いよいよ、美術館内へ。
すごいお茶碗に会えました!

本阿弥光悦作 赤楽茶碗 銘「乙御前」(おとごぜ)

(パンフレットからお借りしました。)

光悦がすごいのは、新しい作風の茶碗を次々と創り出したところ。

「乙御前」とは、女の人をイメージしているのかと調べてみたら、
「お多福・おかめ」のことなんだそう。

ふっくらしたフォルム、幸せそうなベージュが掛かった赤色・・・。
おいしいもので満たされた気分になります。

 

本阿弥光悦作 白楽茶碗 銘「冠雪」

(パンフレットからお借りしました。)

山の頂が雪をかぶっているという銘のお茶碗。
山の稜線を思わせるやや角張ったラインがかっこいい。
渋い壮年の男性のような印象を受けました。

アイボリーのような柔らかく、深みのある白。

美術館では、暗い中にスポット照明で浮かびあがり、
生ならではの迫力がありました。

 

本阿弥光悦作 黒楽茶碗 銘「朝霧」

(パンフレットからお借りしました。)

まだ暗い霧が立ちこめる中、キラキラとした朝日の光がさしこんでくる・・・。
キリッと寒い早朝の気配が漂います。

こちらも、暗い中に浮かびあがるような演出で、
朝霧がキラキラ光る金色に見えました。
間近に見ると、小さな茶碗の中に色々なカオがみえてきます。

本阿弥光悦の作品は、まだまだあって、やっぱり生で見て欲しい。

ヒルネ
ヒルネ

飴釉楽茶碗の「園城」「何似生(かじせい)」「立峯」「紙屋」の見比べも愉しい!

 

楽家三代 道入(どうにゅう) 黒楽茶碗 銘「青山」

(パンフレットからお借りしました。)

光悦と切磋琢磨したのが、楽家3代目の「道入(どうにゅう)

3代目の作品も多数展示されていて、モダンで洗練されています。

初代長次郞の「わびさび」からガラッと変えて、
渋さに華やかさが加わり、かっこよすぎます。
(俳優で例えると、ダニエル・グレイグのようなお茶碗です。)

パンフレットの写真では、この茶碗の素晴らしさは伝わらない・・・。

生でじっくり見られる穴場スポットで、ぜひ。

ではでは、また。ヒルネでした。

 

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ヒルネ
ただいまセミリタイア中。 やりかったことをすることで、自分のこれからを模索中。 カゴ編み、ひとりめしを研究中。おばあちゃん犬のシズカと暮らしてます。

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